エノカマの旅の途中

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旅と歴史と競馬のお話をします

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ブログの方は本年最初の更新となります。
画像の多いものはSNSの方が更新が楽なもので移行していってますので、またフォローだけでもできますのでそちらもご覧ください。

年末年始はかつての年末時代劇も完全に見たし(五稜郭は感じなかったのですが、白虎隊と田原坂はカットも多かったようですが)歴史番組も結構な数があったので、正月は普通に仕事でもありましたので録っていたものを順次見て行ってます。



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# by enokama | 2018-01-07 12:10 | 歴史連載 | Comments(0)

2017年のまとめ

特に今の仕事は長期休暇とか関係ないんですが、今日は家にいてBSで昔の年末時代劇「五稜郭」を見てました。
作者の杉山義法は榎本軍が降伏する際の黒田と釜さんが握手するシーンが一番描きたかったんだろうなと改めて思ったし、細かいところ(船や砲の形等も)の考証もしっかりとしてるので、今のテレビではできない(予算がない・時間がかけられず準備期間がない)丁寧さが改めて感じられましたね。
と言うわけでブログの区切り投稿は最近してなかったのですが、年内に書いてしまいたいネタがバタバタしてしまって間に合わなかったこともあり
少し空いてしまいそうなので挨拶を兼ねて上げておきたいと思います。

最近、NHKで「マチ工場の女」って言うドラマがあって、今世紀になったぐらいから僕的にも「あったあった」ってことが多かったので共感したのですが、デフレになって製造業が海外に移転していって、そんな中で工場で改善も図ったものの、コストじゃなんじゃって内職のおばちゃんの仕事までも持って行ってしまって、しまいには工場もなくなった。
次のとこはリーマンショックから立ち直れず・・・で今に至るのですが
このドラマではリストラで真っ先に切られた先代社長の運転手が新しい人生で好転したってところあたりは救われたなと思うし、このモデルの会社もやっぱり人材を大事にするってことで、その後の苦難も乗り切っていった面もあったんですね。
なんだろう・・・かつての働き方って、仕事も効率よくというより残業代稼ごうって面もあったしね。
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僕がいつも行っているスーパーですが、来年三が日は休むようです(去年は元旦だけだったと思う)。
なかなか良心的な店でお客も多いので、その分従業員に正月ゆっくりしてってことですね。
いや僕が働き始めたころは吉野家なんかでも大晦日も早く閉まってたし。
どんな仕事でも何でもかんでも明日何時に配達してねとか、サービスは(無料で)どこまでできるのとかどこまで細かくなるんだ。
それをコスト削減で安くで少数でやっても疲弊するだけで、安全もなかったのは事実。
旅行業界もバス業界もホテル業界も安かろう悪かろうで、いいことなんて結局はなかった。
経営者もなんでもかんでも売値が安いだけで従業員がコストなだけで待遇も悪いじゃ、なんにも経済もよくならないと思う。
税金も小手先で上げるとかよく報道で行ってるけど、結局は税金もむしろ下げると手取りが増える、その分使うから税収って増えるはずなんだろうけどね。
そんな考えじゃおかしいのかな?
本当に「働き方改革」揶揄する人も多いけど、一番の課題と言ってもいいですよ。マスコミもこのあたりこそ突いて叱咤すべきなんだ。

その報道も今年はなおさら酷かったですしね。あの築地のことで「小池上げ」から今の下げ方ってなんなの
信頼なんてゼロだしNHkも報道以外は見るんだけど、肝心なところが酷いです。
政治も「予算委員会」なのに、野党が質問で首相のあらさがしをマスコミとぐるになってするのがほとんどだったでしょう。
肝心な予算は議論したんですか。そのまま出たまんまで決まったのじゃないの、生活に直結する問題なのに。
まあ首相の批判ばかりしている人は生活に不自由のない人でしょうが、僕からしたら迷惑なだけであります。
裁判や検察も散々流していた問題が、少し経つと「不起訴でした」とか訳のわからない判決だったり・・・そこをマスコミはちゃんと説明させろって。
反面でありもしないような普通に起訴もできないような案件をいつまでも「疑惑」にするし、自分たちの意見が否定されたら「言論弾圧」って言うし、意に反する意見だったら「一部を切り取って」でも無理無理批判するし、おかしい世の中になりつつあるようにも感じる。

情報も実際にフェイクばっかり取り上げて、自分で怒ってばかりの単純な人とはSNSでも切っていってます。
あと有名な人と知り合いだってことを自慢げに言われても、中身のない人(知ってない人、知ろうとしない人)は例えば歴史ブログも15年もやっているのだからわかります。
そんな中で、今年も付き合っていただいた皆さんには感謝しております。


今年回ったところ>>
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# by enokama | 2017-12-31 16:27 | 総合 | Comments(0)
150年前の12月25日の出来事。今までに、この記事は何度も書いてきましたが

庄内藩の薩摩藩邸焼き討ち事件→その1その2
庄内藩江戸屋敷→こちら
ゆかりの場所→こちら
薩摩藩・慶応3年の関連記事→その1その2その3

相変わらずあまりにも誤解や誤った認識が多いので、ちゃんとまとめて世間に出したいなと思って文章にためていました。
未だに発表する機会がないので寝かした状態ですが、ちょっと今年もあんまりなことをネット(西郷の陰謀とか)で広められているようなので、西郷や大久保、庄内藩、小忠順、慶喜それぞれの立場の真相をぜひ知っていただきたく、一部分だけ引っ張り出してこちらで紹介してもらいます!
一方的に薩摩が戦争に巻き込んだわけではなく、旧幕府側にも戦端を開きたいと思う人物がいて、旧幕軍もどんどん上坂していたと言う背景もありました。

本来は長文の中の一説なのでわかりづらい分もあるかと思いますが、紹介していただければ幸いであります。
あと薩摩藩と言う表現が使われがちですが、この時点の「薩摩藩」の意は家近良樹さんの言葉を借りますと「西郷・大久保らの在京強硬派」とした方がいいと思います。




本文>>
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# by enokama | 2017-12-25 14:32 | 庄内藩 | Comments(0)
少しずつ何度か足を運んだ記事ですが「150年」の間と思って、今年中に更新します。
大阪駅から土佐堀通(往路は御堂筋、帰路は四ツ橋筋)〜みなと通を行く88番天保山行きバスが便利であります。
土佐堀通や九条のあたりでは結構、乗り降りも多くって地下鉄が微妙に遠い地域ではよく利用されているようでした。

慶応三年十二月七日に神戸開港と同時に大坂開市となり、木津川と河村瑞賢によって(1684年)開削された安治川が交差する「川口」に税関にあたる「運上所」と外国人居留地が開かれることとなる。
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# by enokama | 2017-12-20 18:23 | 大坂発見 | Comments(0)
先週18日の泊り明けに京セラ本社の一階にある京セラ美術館にて「鳥羽伏見の戦い150年展」の展示があるので行ってきました(12月3日まで)
最近、地下鉄にポスターが貼られていたのとNHK京都の情報番組で紹介されて知ったもので点数60点ほどの展示ですが、この戦いのあらましや経緯についてもパネル展示がわかりやすくって、改めて確認し知ることができました。
伏見奉行所跡からの出土品や開戦のきっかけのパネルや資料、庄内藩の薩摩藩邸焼き討ちの際の絵図、銃や弾・砲弾類と幅広く
合戦の錦絵のように書かれた鳥羽伏見戦図は直接の表現を憚って、戦国の武将の名前をあてはめるなど(こういった展示は大阪城天守閣にもあった)当時の世情を感じます。

大村益次郎研究もされている竹本知行氏の講演がありました。
火縄銃から始まり、銃の改良に伴う鉄砲の変化から戦術が変わり、社会も変わると言う水戸学の意味も交えた深い話は本当にためになりました。
太平の世では鉄砲が芸術品となっていたり(職人の世界)取り扱いも名人と呼ばれる人たちの手によっていたものが
幕末には工場生産となって取り扱いも個人技術から実戦を交えた集団戦術となり(身分制の解体にもつながる)その戦術が密集から散兵となると司令も届かないことで、個々の「愛国心」の要素がないと動かないと言った変化がありました。

引き続き移動しまして・・・


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# by enokama | 2017-11-21 18:34 | 私の好きな京都 | Comments(0)
岩倉へは今年(→こちらこちら)も度々行ってますが
先日、いつもお世話になっている中岡慎太郎館の豊田さんがこちらで講演されるということで行ってきました!

やっぱり着いたら岩倉は寒いなって感じですが、紅葉がきれいでありました!
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会場は対岳文庫で定員いっぱいで嬉しい限り。
こちらの学芸員さんと豊田さんが古くからの知り合いってことで「岩倉具視と中岡慎太郎」の仲もあって実現したそうです。

記録に残るもので慶応3年4月21日に初対面してから、7回二人は会っているそうです。
日記上では岩倉のことを「岩翁」とか「烏公」とかいろんな名前に置き換えてあるので、そんなに会ってるとは思わなかった。
そんな歴史的な場所が今も残っていることはうれしい限りですね。
対面のきっかけは度々書いてきてますが、やはり岩倉の持つ「国家ビジョン」と言うものに触れたことがきっかけで
のちに陸援隊には従来から岩倉に近かった香川敬三や大橋慎蔵(三)も加入しています。
講演では二人が残した論考を紹介されて、お互いに意見を戦わせて「公卿に人がいない」と語ることも多かったとされる慎太郎も、人材を得たりとしてその議論は充実したものであっただろうと思われます。
岩倉の論考では海外への大使派遣や県令の任期制(世襲ではない)など、新しい国家への先進性のある提言がされており、よく岩倉と慎太郎は「武力討幕派」と言うくくりにされてしまいがちですが「政令二途」と言った状態の解消もある「王政復古」(廃幕)への動きがこのころの早急な課題であり、その形態をどうするのか。
岩倉においては朝廷内での佐幕派への対応と割拠しつつあった西国雄藩勢力への支持者の獲得、慎太郎においては抗幕雄藩勢力の一致した行動や政変が起こることで予想される「武力衝突」への対応と幅広く議論をしたのではないでしょうか。
慶応三年内では岩倉に関しては「武力討幕派」ではないですしね。慶喜の議定就任も想定していたんだから。
慎太郎の書簡の癖や、そこから実際に会うまでの説得の方法ってのもたくさん聞けて、なるほどと思ったことも多かったです。


墓前祭>>
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# by enokama | 2017-11-16 22:11 | 私の好きな京都 | Comments(0)
ブログではまだあまり触れてませんが最近、特に慶応三年を調べていて陸援隊の絡みもあって紀州藩に関心を持っております。
天満屋事件や陸援隊が高野山に行ったこと、鳥羽伏見の戦いでの敗残兵が紀州を経て江戸へ戻ったエピソード
第二次征長(幕長戦争)の芸州口での幕府軍の戦いぶりで旧態の目立った中での紀州藩の奮戦ぶりなど興味深いものも多いです。

和歌山市立博物館(→HP)はこの時以来です。
なかなかその時もいい展示をされていたので、今年は期待できるかなと楽しみにしてましたが期待以上でありましたね!
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陸奥宗光のトートバックがもらえた。今回の図録と過去の図録、今回の講演の記念品と合計三つもらってきました(笑)
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# by enokama | 2017-11-09 23:48 | 歴史全般 | Comments(0)
行った日は台風直撃でありまして、シフトの都合をつけて行ったので予定もなかなか変更できなかったのですが、よくニュースであるような「傘パーン」の状態で歩くのはやっぱりきつかったです。 
海蔵寺の前の八間通と言うメインストリートでは歩行者天国にしてイベントもしてて、当地グルメのテントも出てたみたいだけどゆっくりと楽しめる余裕もなく
幸い寺町商店街と言うアーケード通りを抜けて雨を避けて、出た所を左に曲がると桑名市博物館(今回の特別展は11月26日まで)に面した道に出ました。
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展示は一階、二階とほぼフルにこの特別展にあてられていて数多くの出展がありました。
福島・会津から容保や戊辰戦争関連、茨城から慶喜関連、靖国神社遊就館から軍事資料関連が多く出されておりました。

興味深かったのは京都所司代の時使用された(墨書されている)書類箱、軍艦購入に関わる英文書(結果的に購入されてない)
犬山城主で尾張藩付家老の成瀬正肥が立ち会った長州三家老の首実検図は久しぶりに見たような気がします。

戊辰戦争での桑名藩士の軌跡ってのも興味深いところで細かい資料も残されているようです。
おそらく今まで見ていただろうけど頭に残ってなかっただけなんですが、幕末桑名藩の新政府軍への徹底抗戦派は会津から転戦して(庄内藩領だった)寒河江で最後の戦いをして(陽春院に墓がある)さらに清川から最後の最後に恭順した庄内藩領に入って大山で降伏し謹慎しています。専念寺と言う寺ですが、それまでの戦いで傷ついた藩士らが何人も命を落とし、こちらにも墓もあるそうです。


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# by enokama | 2017-11-07 23:01 | 歴史連載 | Comments(0)

桑名の城下町

最近の家近良樹さんを中心とする研究もあって、幕末における京都での孝明天皇・朝彦親王から信任を得て
のち将軍になった慶喜周辺の幕府勢力を「一会桑」と呼ばれることが広まってきました。
その一翼で京都所司代を務めた桑名藩の幕末を紹介する「幕末維新と桑名藩」〜一会桑の軌跡〜と言う展示があり、初めて桑名に行ってきました!

名古屋から電車に乗って、木曽三川の揖斐川を渡り切ったところが桑名で駅東の揖斐川左岸あたりまでに城下町が広がっておりました。
最初に行ったのが譜代藩の城下町に似つかわないような島津家の家紋であります。

海蔵寺→HP

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# by enokama | 2017-11-05 23:18 | 歴史連載 | Comments(0)
新聞や雑誌、テレビを見てみると、相変わらず現在の安倍首相を引きずりおろしたくってたまらないような人が多いようだ(その報道があるので鵜呑みにした人たちがアンチ安倍になる)
今回の選挙も比例票の自民票が大きく伸びたことでも「自民圧勝」に間違いなく、日頃から「民意を問え」「民意を無視」とか安倍自民党の打ち出す政策の一つ一つに批判をし文句を言っているのなら、今回の選挙は(民意を問う)「民主主義」と言う最も象徴的なチャンスだったのに「投票率が低い」「野党が結束できなかったからで、得票率自体は低い」「安倍首相本人の支持は低い」(世論調査ってものの信頼度もどうかと思うが)とかゴタゴタごねているのは見苦しく思う。
一つ一つの政策で「国民を無視」といつも言ってるんだから、しっかりと批判をして並べて選挙に対する「争点化」すべく報道すべきであって「大義がない税金の無駄使い」みたいな表現はおかしいし、選挙制度がおかしいのならその「民意」が反映されるような選挙制度を提案すべきだ。
逆に半年も無駄に国会論議の大半を浪費し、何にも出てこない「モリカケ隠し」だけの理由で今回の選挙が行われたようなことを、知事上がりの大学教授(なんでこの人たちがいとも簡単に教授になれるのか)たちが言うテレビコメンテーターのレベルも推して知るべきである。
よく言ってることだけど選挙って「政策で選ぶんだ」って僕は習った。今回は野党が政策面で自分たちが今の政権より勝るっていう点でなく、最後の方は小池の周辺も「モリカケ」批判だけでしょう。べつにモリカケ(問題?)を解決する気はなく、批判のネタとしていつまで引っ張るかと利用しているだけやないか。

いずれにせよ安倍政権は当面安泰です。
僕は肝心な外交・経済がうまく言ってることが政権が長く続いている理由で、そこが最大の支持要因なんですが、次はいよいよ「賃金上昇」に成果を出さなダメと思う。例えばJRとか大阪近郊なんて運賃安すぎるよ。事故が起こるたびに「ホームドア」つけろとか新聞は無責任に書くけど、設置だけじゃなくってメンテの維持費もあるから負担が大きく増えるのよ。委託の駅員募集も年がら年中出てるけど「給与が安いから」集まらない。「待遇改善」「安全の確保」ちゃんとこれで運賃値上げの理由になるでしょう。バスとか運輸業界も今世紀になってからブラックになってしまったでしょう。それがやっと改善しつつあるし、安全にもつながるし。
今回の選挙のタイミングもいろいろ言われたけど、来年が天皇陛下の譲位や東京五輪、北朝鮮問題あたり本腰に入れるのなら今のタイミングでよかったのだと思う。
今までの積み上げがあったからこそ次のステップにつながるわけであって、今から誰かさんの言うように「リセット」して形を作って、さらに改善するとしたら何年かかるって言うの。これまででもそれに至るまでに簡単に首相を変えてしまって、マスコミは「○○おろし」ってことで、その首を取ったことで「世を動かした」って自己満足していただけじゃないのか。鳥越俊太郎なんてそんな典型って思うよ。


本題に入りますが過去の首相在任日数のベストスリーが桂太郎・佐藤栄作・伊藤博文ってことで、もう二年ほどしたら安倍さんもこれらに並ぶってことです。
共通点は「山口県出身」って言うことですね。まあ「長州出身」ってだけでロクなのがいないって言うのが今の「アンチ安倍」って人たちにもいっぱいいるし、星亮一あたりは「薩長勢力」は武力で東北を屈服させ、その後の明治新政府はアジアを侵略したってことでいっぱい本を書いているわけで、今うじゃうじゃ沸いている原田伊織を始めとする「薩長史観はデタラメ」「明治維新はデタラメ」ってのもその類にしかすぎません。
正直「徳川慶喜公伝」をしっかりと読み込むだけでも、その辺に転がってる安物の幕末史よりはしっかりとした書物は書けると思うのですが、維新後の明治政府や国会開設に至る経緯を知るにはやはり伊藤博文だと思ってたのですが、今まで本格的な評伝ってのはなかったように思います。
この著者は明治近代史研究でも知られる京都大学教授の伊藤之雄氏で2009年に出されていたもので、膨大な文字数でなかなか読めてなかったのですが、最近になって文庫化されたので長い時間をかけて通勤の合間等に読んできました。
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# by enokama | 2017-10-26 16:12 | 歴史全般 | Comments(0)