エノカマの旅の途中

enokama.exblog.jp

旅と歴史と競馬のお話をします

ブログトップ

もう一人いた・・・平野国臣

昨日の「篤姫」、月照さんが出てきました。
若かりし頃の熱い西郷さんと、すべてを悟ったような月照・・・
小松っとんもええ人や。いい演出でよかったです!

ほんとはこの入水の時、もう一人役者がいたんですがね。
「憂国の士」福岡藩・平野国臣。いったん西郷と月照は筑前福岡に逃れるんですが
(この時に野村望東尼とも接触している)西郷は月照を平野に託して、先に帰国し彼ら
の保護を求め(返事はドラマ通り冷たいものだったが)
のちに平野らも薩摩へ入ろうとするが、当時はまだ「二重鎖国」のころで入国には難渋
を極めました。
そんな思いで入った薩摩、しかしそこも安住の地ではなかった。

失意の思いで平野の読んだ句
「我が胸の燃ゆるおもひにくらぶれば 煙は薄し桜島山」

そして日向へ向かう船での酒宴。月夜に風流人の平野は笛を奏で、彼らを慰めるが
その目の届かない間(当人は眠りに入ってたとか)に二人は入水してしまうのです。
気づいた平野は慌てて引きあげるも、月照は息絶えてしまう・・・

西郷さんはここで死んでた命だった。
これ以後は違った思いで生きていった。小沢さんがここで演技を変えてきたとしたら
大したもんですが。。。期待しましょう!

平野国臣はこの後、変転し脱藩。そして「生野の変」を起こし捕らえられ六角獄に収監。
「禁門の変」が起こりその火の手がせまるや、獄舎の罪人たちはすべて首を刎ねられた。
平野はゆくゆくは「全国統一国家」を目指していたと言う。

この入水時の錦絵がたまに「霊山歴史館」に展示されます。またごらんください!
[PR]
Commented by ji5isl at 2008-07-29 05:08
>小沢さんがここで演技を変えてきたとしたら
私もこれを期待・・・と言うか楽しみにしてます (^^ゞ
先日、西郷の本も買っちゃいました。
Commented by enokama at 2008-07-29 19:52
西郷さんの本、僕も探しているんですがね。
幕末史、見てたらやっぱり「西郷さんは偉大で別格」と言う
思いが年々強くなってきました。。。
もっといろいろ知りたいです!
by enokama | 2008-07-29 00:29 | 福岡藩 | Comments(2)