九州に行ってきました!~大宰府を自転車で
地下鉄で天神まで行き、荷物を預けてから西鉄電車・二日市乗換えで、太宰府駅には
1時50分ごろに到着した。
大宰府と一口に言っても天満宮はもちろんだが、10世紀にアジアの窓口として
九州の中心となった大宰府政庁跡や観世音寺等の古寺群。
最近では九州国立博物館も、太宰府天満宮奥に出来たりして見所も多いエリアである。
今回は時間の関係もあって、自転車で大宰府政庁跡あたりを回ったあとに天満宮周辺
をお参り、散策してきました。
西鉄太宰府駅

駅で自転車を借りられる。
3時間まで300円、1時間超過で100円ずつ。結構お得かも!

水城跡(みずきあと)



西鉄と3号線と九州縦貫道(高架部。水城の景観対策で低めになっている)

実はずっとここに行きたかった。
電車に乗っても、高速に乗ってても、この堤防の所は必ず通り(平地の一番少ないところ
で封鎖する防御堤防だったため)とても力強く感じ、気になる場所でした。
664年に新羅と唐の侵略に備えて築かれたもので、全長1.2キロ・幅80m・高さ10m
の人工的な土塁である。
土塁の上を実際登ってみたら、思っていたよりも高さを感じた。なぜかそこにはお墓が
いっぱい建っていた。。。
大宰府政庁跡

附近はベットタウンで宅地開発が盛んなところ。
やはり文化財の保護も重要となってきます・・こう言う自然はなんかほっとする!
礎石や回廊跡なども復元されている。


一番古そうな顕彰碑は江戸時代の黒田藩が建てたもの。
当時から発掘が行われていたそうだが、文字はすっかり読めなくなっていた。
隣接した大宰府展示館(入場150円)は発見された当時の遺構がそのまま展示して
ありました。
観世音寺
奈良時代建立の古刹。壮大な寺域を誇っていたと言う。
収蔵庫があって、そちらには平安時代の貴重な木製の巨大な仏像など数多くの展示
がされている(京都以西では屈指だそうです)

国宝です!!
奈良時代創建当時のものが残っている(口径0.86m、高さ1.85m)
妙心寺の梵鐘と兄弟らしい。


この後、駅で自転車を返して天満宮にお参りします。