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エノカマの旅の途中

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旅と歴史と競馬のお話をします

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今年も高知へ行ってきました! 高知市内~南国(完結)

高知駅でまた、ゆずぽんさんたちと一緒になって桂浜の「坂本龍馬記念館」へ。
今回は昨年に続いて2回目になるんですが、さすがに今年は人が多かったです。

近江屋の暗殺時の血染めの屏風。坂本龍馬の霧島での出来事を綴った手紙。
暗殺時に使われたと言う見廻組・桂早之助 の刀、中岡慎太郎の時勢論・・・
京都国立博物館や霊山歴史館にある、かなり貴重な史料を、しっかり多数借り
てきてあって、僕が京都で見た史料もありましたが、これだけ一同に展示を
見られる機会はそうそうなかったですし、夏休みを利用してこの合同展に来た人
も大満足と思います。

続いて車で東へ20分ほど、南国市の「歴史民俗博物館」へ。
附近は古墳等も多い丘陵地で、この博物館自体はその古代から近代にわたる
総合的な歴史展示のようです(福井歴史郷土博物館や大阪歴史博物館のよう
な感じ)
こちらでは以前も記事で取り上げた、中岡慎太郎の横山勘蔵名義での、岩倉
具視あての手紙がありました。
礼節をわきまえた律儀で簡潔な手紙は、いつも関心させられます。
横で見ていた人が「龍馬の手紙と対照的だな」って言ってました(笑)
また、両人の暗殺現場となった近江屋の部屋の実寸大の再現がしてあり
(まだ、ぴかぴかです。霊山歴史館にはもう少し縮小したのがある)
引き続きこの展示の後も移設されて見られるそうです。
もっと時間が経って、煤けた感じになったらリアルに感じられそうです。

この後は南国市才谷と言う場所へ。「才谷」はいわゆる坂本龍馬の実家の屋号
「才谷屋」に見られ、近江から移り住んだ坂本家がまず住んだところと伝えられ、
何代かあとの世代に高知市内に移っている。
場所はとんでもない山の中。「才谷龍馬公園」と書いた看板がずっと立っているので
迷うことはないが、なかったらたどり着けない。一般の龍馬ファンでも知らない人
が多いのでは。先祖の墓(?)と神社がある。

最後に高知市・五台山の東、田園地帯の中・仁井田と言うところにある武市半平太の旧宅へ。
(藩政にかかわるようになって、のち城下に移り住む以前の建屋)
今も住んでおられる住宅の敷地の奥に残されていて、在宅の時は中を見せて
もらえるそうですが、今回は留守のようでした(それでも敷地に入れますが)
隣接して「瑞山神社」と墓所。縁者はやはり「半~」と名のつく人が多いようです。

6時過ぎ「はりまや橋」からバスで帰路につきました。
今回は画像が満足に撮れてないのでji5islさんのところでお願いします(笑)


今回は2年続けての高知訪問となりましたが、さすがに特別展で各施設たくさ
んの人でしたし、かなり充実した展示もしてあったので見応えがありました。
また、今回はji5islさんに車を出していただき、バスで行けない細かなところまで
回ることができ、奥深い旅となりました。
部分部分ご一緒したゆずぽんさん、いろいろ教えていただいた地元の方
楽しく過ごすことができました。

ありがとうございました!
Commented by ji5isl at 2007-09-11 20:37
お疲れ様でした。
私はまだ県外へは出てないんですよね。アチコチに行かれてて羨ま
しい限りです。早めに京都くらいは行きたいですね。
ところで「正伝・松平春獄」は定価で1,900円の物ですね。知らず
に4,600円で買いました・・・。プレミアが・・・(苦笑)。
Commented by enokama at 2007-09-12 23:53
こちらこそ、記事の連動ありがとうございました!
記事を書きながら調べ直した項目もあったんですが
まだまだ、幕末の土佐の動きも複雑なものがありそうです。

また、京都来られる時はご連絡くださいね!
by enokama | 2007-09-11 02:02 | 土佐藩 | Comments(2)