今年も高知へ行ってきました! 佐川
山内一豊に従い入国した深尾氏(ルーツは中部地方)が佐川を拠点に江戸年間、佐川・越知・仁淀地域の治世を行ってきた。
幕末期の当主・深尾鼎は勤王の志があり、また国防の必要性を実感し、早い時期に砲術を導入し大砲の鋳造にも挑戦した。
そう言った中で深尾家陪臣からも「土佐勤王党」に加わる者が10数人出た。
田中光顕は昭和初期まで生き、長寿だったが一方で維新の最後の生き残りとして史料が散逸するのを憂い、幕末の貴重な史料を集めに集めた。
大多数は茨城・大洗につくられた「幕末と明治の博物館」(旧名 常陽明治記念館→関連記事)や旧多摩聖蹟記念館に収められ
龍馬、慎太郎の手紙はもちろん、橋本左内・吉田松陰・徳川斉昭の書。
井原応輔や那須信吾、野村望東尼・西郷隆盛・・・一地方の史料館としては
びっくりするぐらいの豊富な展示となっている。
TEL 0889-22-0348 (HPはないので、電話で問い合わせを)
館長は土佐の歴史研究でもよく知られた松岡司先生で、ちょうど応対していただいて、2時間ほど貴重なお話を聞いた(それだけ訪れる人が少ない・・・)
やはり歴史マニアと言われる人がほとんどとか。先生はだいたい2日に1日の割合でおられます。
(お話を聞きたい方はぜひ、電話確認を)
結構面白い話でした。この本はうそが多いとか(笑)
また龍馬記念館・中岡慎太郎館の開館時の監修や、各町村史の編纂にも立ち会っておられます。
司牡丹
蔵の敷地は思ってた以上に広い。ちなみに土佐は辛口・・・
試飲して飲みやすいものを買って帰った。
田中公園(旧宅跡)
この後、高知市内へ戻る
青山文庫で買った本を読むのに没頭しております。
龍馬の方の本は時代背景がよくわかりいい本です。慎太郎の功績がわかりにくいだけに、この本のような編集・構成で慎太郎やってくれるとうれしいんですがね、残念です。
松岡氏の武市半平太の本も購入予定です (^^ゞ
平尾さんの「中岡慎太郎陸援隊始末記 (文庫)」、ネットで古本で結
構出てますね、買っちゃいました。あと、貴方のライフログに張っ
てる「正伝・松平春嶽」、他に「龍馬の謎―徹底検証 (文庫) 」、
松岡さんの「武市半平太~」と一緒に。
またいい本があったらご紹介よろしくお願いします。どっぷりはま
ってますが(笑)。
なかなか、はまりましたね(笑)
僕も松岡さんの「龍馬伝」と、中岡慎太郎の友人だった福岡藩の早川
勇の伝記を購入します(まだ、カートに入れただけですが)
でも、まだ読みかけの本がいくつかあって・・・(笑)
青山文庫は結構、幕末好きにはすごい展示だなと思うんですが
万人には、なじみないのかな・・・
「中岡慎太郎館」もあの場所ですし、少ない時は来館者が数人の時
もあると思うんで、学芸員さんがじっくり対応してくれるし
まあ、のんびりしてますわ(笑)
また、松岡司氏の著書も読んでみてください!