佐柿は敦賀とも近いので、再度前回に行けなかった場所に行ってきました。(海津の記事もここで当初書きましたが追記して別記事にしました)
永建寺は松原神社から北方向へほど近い場所にある曹洞宗の寺で、広い境内に庭がある古刹らしい重厚な建築が残っている。
この場所には江戸から西下した、水戸藩内での天狗勢追討からの幕府追討軍・田沼意尊が元治元年二月一日に入った。
その到着に前後して身柄が加賀藩から追討軍に渡され、敦賀各所の寺院に収容されていた天狗党は鰊蔵十六棟に約五十人ずつ押し込められるという残酷な仕打ちを受けた。
二月一日より永覚寺に仮白洲が設置され、三日まで簡単な取り調べが行われた。
当時の本堂は残っていないが、この塀は当時のもの。
永覚寺はガイドブック等には載っていないが、小さな石碑が建てられている。
こんなトンネルを抜けると