エノカマの旅の途中

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関西(大阪・京都)から庄内(鶴岡・酒田)への夜行バスができた

関西から庄内への交通は
特急「日本海」(→こちら)・急行「きたぐに」(→こちらこちら)と相次いで廃止となって、大阪からの航空便も昼発・昼着のみで久しく直行便の設定もなく(羽田乗換)滞在時間の効率も悪く、しかも競合機関がないので料金も馬鹿高で「簡単に行けない」と言う事態となっていました。
反面で持て囃される新幹線もね、まだまだ人口が増える時代ならともかく、それも見込めない中で開業当初は「開業効果」ってことで派手にニュースは流れるけど、果たして維持はできるのか(リピーターの獲得が地域の課題)しかも一番肝心な地域の足の在来線をなぜJRから切り離してまで新幹線を優先するのかが疑問でありました。
「日本海」も並行在来線が相次いで第3セクターになった影響で、その乗入料の負担も廃止の原因の一つだったとか。
また末期は車両の老朽化もあって、運休も多かったりして投資も控えて、廃止ありきの姿勢だったとも聞きました。

でも自分の住んでる町から夕方、例えば大阪駅に出たら「函館」行きの列車があって、寝てたら昼前に着くって絶対楽でしょう。
飛行機なら関空行くだの、羽田乗り換えだったり、函館に着いたらさらに中心街へのバスに乗らなあかん。
駅だったら、すぐにロッカーに荷物放りこんだら観光できるし、やり方次第では需要もあっただろうと思う。
なので関西から庄内に行くには「きたぐに」もなくなってしまった現状で新潟まで夜行バス、新潟からは一本目の「いなほ」に乗って11時前に着くってルートが唯一と言っていいものでありました。
それが今の時代に考えられなかったのですが、いいニュースが・・・




庄内交通(→こちら)・南海バス(→こちら)4月28日から夜行バスを毎日運行してます!
後述しますが夜行バスの業界も苦しい面があって、路線の廃止ってのも相次いでいる現状なので
まさか、こんな新路線ができるとは夢にも思わなかった! (たのしいCM→こちら
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時間も京都駅21:30→鶴岡7:55、鶴岡20:15→京都駅6:35なので、現地で一泊するだけでも目いっぱい時間が使えるし、ちょっとしんどいかもしれないけど関西に戻ってきて、そのまま会社出勤するのも可能です。
新潟から下道なのか、山形回りで高速経由になるのかわからないけど、結構時間的には近いもんなんですね。
(まあ江戸時代は北前船もあったし、近年まで「日本海」が2往復体制で残っていたので元々は東北日本海側と関西の結びつきは強かったはず。距離も短いし)
庄内交通のプランでは鶴岡に着いてお風呂に入る割引もあるようでいいですね。。。

ただし僕が心配するのはやはり採算面。
まあ、個人的に最低でも年一回以上は乗らなあかんかとも思ってるんですが、この路線では今はやりのツアーバスから転じた格安の夜行バスではとても無理で、従来からの老舗乗合バス会社により一定の運賃(京都₋鶴岡で14400円)じゃないと、とても維持できないと思います。
近い出来事では下関のサンデンバスが運行していた夜行のふくふく号も廃止になってしまったし、古くからあった西鉄バスと阪急バスの北九州・博多線もツアーバス系との価格競争もあって(僕自身もまさかと思ったが)つい最近、廃止になってしまいました(従来の乗合バスは全廃に。僕がツアーバスを敬遠する理由→こちらこちらこちら

こうして紹介しましたがぜひ一人でも多くの人に利用していただいて、このバスが末永く続いて
また、この機会に関西から庄内への旅行者が増えるよう願っています!

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by enokama | 2017-06-07 18:18 | 庄内藩 | Comments(0)