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エノカマの旅の途中

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カエルの楽園

フェイスブックやツイッターでは著者の一連の言動に対して否定的な人が多く
かつての「永遠の0」でも、僕自身はまったく「戦争賛美」とは感じず、客観的に書かれていると思ったが
まったく内容も読まずに著者名だけで批判される方も(今まで買ったものを全部処分したとか)
いかがなものかと思ってきた。
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ツイッターで百田氏をフォローしているのだが、感想の「ツイート」がずらずらっと出てくる。
まあ大半の新聞ではこれだけ売れていても取り上げられず(京都新聞・神戸新聞も当然のように・・・)
京都市内で一番大きい書店グループで買おうとして、普通はベストセラーとかわかりやすいとこに置くものだけど
よくもまあ、非常にわかりにくいところに・・・置いてありました。
まあ(選挙を経て成立した政権なのに)「一党独裁」とか「言論弾圧」とか簡単に言ってのけてしまうような人たち
がすることは、自分たちに反対する意見には、あからさまに「蓋」をしてしまうようなくだらない連中です。
それで「民主主義ってなんだ」とか言う本は、必要以上に売れているように見せるんですから
「民主主義」って本当にわかってるんでしょうかね。
よく京都でやってる、本人たちがもっともだと思ってるようなデモや駅前の演説も
僕にとっては不愉快なだけであり、僕が異論を唱えても馬鹿にしたような態度を取るだけで議論にもなりません。

内容としては通勤の電車二往復ぐらいで読みやすいから、すらすらっと読めた。
巻末に「フィクションであり、実際の人物・団体とは一切関係ありません」とあるけど
世界を違えただけで警鐘を鳴らすことや、議論喚起と言った点でわかりやすい。
昨年さんざん「十分な議論」をってことで、国会が長々と続きましたが「かみ合わない」議論でもあって
野党も何を言いたいのかさっぱりわからず、内容も切り込めてなかった(国民もわからなかった)ことと
比べて、非常におすすめであります。

まあ、今の自衛隊だったら「自衛隊否定論者」と言った人でもちゃんと救ってくれるんです。
と言うことはすべての国民を守る責務があるってこと。
「自衛隊員の命」を守れとも言うが(守ってもらうべき国民がそう言うのもなんだか)
その自衛隊員の手足を縛っているような法制が相変わらずっていう点はどう思ってるんでしょうか。
その体制を覆したい連中が政権を握ってしまうと・・・こうなるのです。
by enokama | 2016-03-24 19:34 | 書籍・ライブ・映画 | Comments(0)