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エノカマの旅の途中

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旅と歴史と競馬のお話をします

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今回の朝ドラに五代友厚が出演

しばらく忙しくしているので、しっかりとした記事がなかなか書けておりません。
旅の方も仕事の泊り明けの非番で、京都近辺はいろいろと行っているので物足らなさはないんですが
もう、そろそろ遠出もして見たいなと計画も立てつつあります。
行先は駿府から伊豆、大磯あたりでまだ踏み入れたことのない地域で予定しております。

大河ドラマは「見てないし、今更見る気もない」状態で、過去最悪と言ってもおかしくないでしょうね。
「安倍のごり押し」と言った批判も、もう聞かれなくなったから
話題にもならなくなった時点で、どうしようもないでしょう・・・
女性向けやら、現代劇風とか変な狙いのフィクションでこんな程度なら
真面目に歴史物をやって、数字が悪いと言っても後世にも残るような作品の方がいい。
「平清盛」も数字が悪いとか言われてたけど、作品としてはよくできてたんです。
今年のは何にも残らないでしょうな。


反面で今回の大阪BK制作の朝ドラは「ちょんまげ朝ドラ」として
なかなか面白く見ております。
カテゴリとしては「時代もの」って言うより「ちりとてちん」のような「大阪もの」の層を狙っている
かなとも思いますが、幕末の部分も結構やるようで太秦(松竹)でも撮っているようですね。



(日刊スポーツの記事より)
制作統括は大河ドラマ「篤姫」を担当した佐野元彦チーフプロデューサー(55)で、放送中の外国人
ヒロインを意識し「勝負っ気がなかったと言えばウソになります」と笑った。

同氏が昨年、大阪局へ赴任後に題材を求めていたところ、古川智映子氏の「小説 土佐堀川」を知り
原作に決めた。

同小説は、幕末の京都に生まれ、女性参政権がなかった明治期に、炭坑事業、銀行や生命保険
事業に従事し、日本で初めての女子大設立に尽力した広岡浅子さんの生涯を描いており、佐野氏は
「篤姫を担当したことで、幕末に生まれた女性が明治期にどう生きたかを描いてみたかった」。脚本は
「書き手も女性に」として、大森氏に決めた。

佐野氏、大森氏によると、実在の広岡さんは「かなり大きな方だったらしく、子どものころから
相撲好きで碁も打つような豪快な面もあった方」だったようで、ヒロイン像にも、両者は「相撲をとっても下品にはならない方」とした。

実際、ヒロインは17~33歳までで募集中で、来月にオーディションを予定。広岡さんが68歳で
亡くなっており、江戸、明治、大正を生きることから、佐野氏は「演技経験のある方がいい」と話している。

ドラマは当初の5~6週、幕末の設定で、朝ドラ93作目でも最古になる。佐野氏は「初のちょんまげ
朝ドラなので、撮影は京都になると思う」と話す。

また五代の出てくる理由はこちらで、いろんな文献を読んでいるうちに「五代を出してみたい」と
思ったそうです。
原作にはそんなに出てこないそうで、かなり膨らましてフィクションの面も多いかもしれないけど
僕自身も調べてて、いろんなところに「五代」が出てきたのでブログにも書いてきて
絶対面白い人物ですよね。高杉晋作や坂本龍馬もむしろ五代の影響を受けているほうだしね。
NHKのパワーもすごいから近年も小松帯刀や新島夫妻、白洲次郎に緒方洪庵先生も
全国区で知られるようになったし。

出演の方は五代どころか、大久保一蔵どんも出てきました。「上海で買った船の代金の融通を
大坂商人に頼む」・・・大体、予想通りの絡みでしたけど。
大久保との幕末当時での直接の縁はあんまりなくって、小松帯刀か岩下方平と思うんだけど
名が出てくるだけでもうれしいです。子役二人ともかわいらしいね!

五代について知りたい方は→こちら
by enokama | 2015-10-02 22:32 | ドラマ感想 | Comments(0)