エノカマの添乗報告書 VOL4~原谷苑
原谷苑のしだれ桜と松山閣の湯葉料理(京都)
天王寺朝8時00発・新大阪8時45発(参加16名)
参加費 16400円
大阪を出てまずは世界遺産、御室・仁和寺へ。こちらは今回、桜がメイン。
桜開花情報を見たらよくわかるんですが、ここは京都市内の他所と比べても1週間程度遅い。御室桜と言われる地の桜で(里桜の感じで低木)独特のもの。ほんとは例年、4月第3週は1番の見頃のはずなんですが、全体に開花が遅れていることもあってつぼみ~3分咲きと言った感じでちょっと残念だった。国宝の金堂・五重搭(江戸時代の再建なので重文)をバックに桜。ほんと満開の頃は最高でおすすめです。今回は道がスムーズで早く着き、あまり昼ごはんが早くなりすぎるのも何なんで、時間を11時出発まで65分ほど取った。こちらは他に国宝がずらりの宝物館や御室八十八か所(四国八十八か所のミニチュア版・所要約2時間)もあってゆっくりのんびりできます(ちなみに新聞では木曜ぐらいに満開になってました)
この後バスは仁和寺留め置きで、食事場所のマイクロバスで隠れ里・原谷へ(仁和寺から細い道が原谷を回って鷹峯まで続いている・・・いわゆる原谷道を通るため)
松山閣(しょうざんかく)湯葉の料理。今回の料金が高い訳はここにあります。お客さんの中にはこちらの食事を取るために毎年このコースに来ている方も(ちなみに今回は男性1名で他は女性)こちらの桜はとてもきれいに満開でした。
松山閣より今回のコース名に入っている原谷苑は目と鼻の先。ここは個人の方がいろいろな桜を集めて公開されてます(入場料は桜の咲き方による時価。最低でも1000円は取るようですが)ここも一番の見頃でたくさんの人。足場は昨日の雨ですべりやすく、トイレも行けそうにないくらいに人人・・・でも初めてきた人はほんとよかったとおっしゃってました!(約70分の滞在)
ちなみにツアーでは今回みたいなマイクロバス乗り換えか、バスの駐車場よりタクシーの分乗の形になります。マイカーは駐車場がないのでダメ。路線バスは本数なさそうで使いにくく、前述の仁和寺から原谷道を歩く(2、3キロぐらい)パターンも多いようです。
仁和寺、バスに戻って3ヶ所目の花見、平安神宮・神苑へ。こちらは今年の開花の遅さのおかげで逆に満開だった。人もたぶん先週がピークだったようで、思ったよりゆったり見れてよかった。
今回は3ヶ所の花見だったが少しづつ開花時期がずれていて、全部が咲いてないということはまずないコースです。ちょっと料金は高いけどゆったり春の休日を楽しむにはうってつけです。
近くの谷汲寺の参道もなかなかきれいなんで、合わせて行くのがお勧めです。また樽見(薄墨桜の所在地)あたりも一本道なんで(最近は道もだいぶ良くなったけど)道は混みます。樽見鉄道という第3サンセクターの鉄道もあるんで、駅に車を止めて乗り換えるって手もあります!