エノカマの旅の途中

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あさくらゆうさんの京都での講演

先週は仕事の予定が流動的ではっきりしなかったんですが
土曜日が休みになったので、京都へ行ってきました!

まずは清水寺成就院の特別拝観をやっているので行ってきました。
今の時期に公開しているのは珍しいし、ちょっと違う展示でも出ているのかなとも思ってたんですが
いつものように、普通の庭(月の庭)中心の案内でした。
まあ西郷さんの密談の場だったと言う雰囲気を味わうだけでも、何度も行く気持ちにさせてくれるんですけど。
今回は、じっくり西の庭の話も聞くことができて、三角灯篭のことや
かつては市内を遠望できていた(今は樹木が大きくなってしまって望めない)様子も
ちょっとだけ愛宕山あたりの頂(?)がちらっと見えるようで感じてきました。
それとその地形から清水の参道沿いの土産店は崖っぷちに立っているんですね。
まあ、かなり時代を遡らないと、その本来の自然の風景は見られないんでしょうけどね。。。
その参道ですけど、外国人ばかり見て日本人の方が少ないやんって印象でした。
別に珍しい風景ではないけど、ちょっと今回は極端やなと思いました(もうこれが普通?)
こちら成就院は庭も含めて完全撮影禁止ですんで、この文章だけでは伝わらない部分はお許しを。


このあとは久しぶりに霊山歴史館に行ってきました。
新選組中心の展示で、新しく入った泉涌寺の御陵衛士の墓所の図面は
歴史的な意味での保存ってわけでなく、本当に普通の図面でして
ある意味、新鮮な感覚でした。。。
事務所にも少し寄らせていただきまして、次の企画展の内容に小躍りしてしまいました(嬉)
楽しみにしております!



夕方からよく行かせていただいている京都龍馬会の講演で
研究者のあさくらゆうさんのお話を聞いてきました。
テーマは「千葉さな」についてで、よく言われていた「さなは一生独身だった」と言う通説を
しっかりとした調査をされて「結婚歴があった」との発見も、まだ新しいことです。

レジュメは綿密な家系図をもとに北辰一刀流の始まりから
周作・定吉兄弟の考え方の違いや、道場の場所の移動の経緯
維新後の道場の行方など、幅広いようでも要点をしっかり押さえていただいて
わかりやすいお話でした。
まあ、さなの話は「竜馬がゆく」で有名で、その記述自体が定説になってしまっているようですが
その焦点を絞っての調査って言うのは今まで知られているようで、意外にはっきりしたことは知られて
いなかったことで、あさくらさんの一次史料や戸籍など地道な実地調査の研究が垣間見えて
大変、勉強になりました!

講演のあとは少し残って、お話もさせていただいたのですが
やはり本当の歴史の真実って言うのは、こう言った実在の史料を探ると
まだまだ出てくることもあるだろうし、今後の研究も期待しております。。。
また、こういう場ではいつも研究者の方に「信頼できる(できない)研究者やその書籍」ってのを
お聞きしたりするんですが、的確に答えをいただくんで助かっています。
やはり我々の素人研究だったらどうしても、いい書籍選びってのが肝心になってきますし・・・
ありがとうございました!
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by enokama | 2012-08-28 22:17 | 歴史全般 | Comments(0)