京の紅葉 岩倉~八瀬 2008
岩倉・実相院
秋季特別展「幕末の岩倉」開催(12月14日)まで。
天皇家とのゆかりが昔から深い実相院。
江戸時代260年に渡り、書き綴られた「実相院日記」「御里坊日記」、今回は幕末関連の日記を公開していました。
江戸城北の丸火災の際の避難の様子「公方様 和宮様 天璋院様 本寿院様」の文字が書かれていたり
「和宮降嫁」「鳥羽伏見の絵図」など当時の記録が生々しく、しかもきれいに保存されてありました。
この古文書等は引き続き「京都市歴史資料館」でも公開されるようです。
堂内は有名な「床紅葉」や、狩野派の貴重な「襖絵」で有名ですが、当然ながら撮影は禁止です。
岩倉幽棲旧宅
今回は裏側からも・・・
ちょっと年々、建物の傷みがひどくなっているような気がする。
商売もしていないですからね。大丈夫だろうか・・・
隣接の「対岳文庫」の展示で、岩倉がこの地で襲われそうになったことがあって
(奸物とされていた時期も長かったですし)
隣に住んでいた「岡山家」に逃げこんでいた(武士じゃないし)際に履いていた下駄(!)
が印象的でした。
三縁寺(岩倉花園町)
「池田屋事件」遭難者の墓所です(宮部鼎蔵、吉田稔麿、大高又次郎ら・・・)
元々市内にあった寺が郊外の岩倉に移転してきたそうで、新しいコンクリートの土台(?)
に古い墓石が乗っていたのが印象的でした(合掌)
毎年6月4日に法要が行われます。
三宅八幡
参道は延々と長いのだが(「八幡前」「三宅八幡」最寄駅が二つある)意外に境内はこじんまりと。
小野妹子ゆかりで「子供の守り神」の八幡さん。赤ちゃんの「かん虫封じ」「夜鳴き」に・・・