エノカマの旅の途中

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冬の東福寺

たびたび京都のことを書かせてもらってます。
もちろん桜の時期や秋の紅葉の時も最高なんですが、ほんと地の底から冷える
ような今の時期の京都も、観光客のまばらなこともあり、素の部分が見られる感じ
もあるので結構好きです(今年は逆に寒くないのが物足らない感じ・・・)

そして、各季節ごとにある文化財の特別公開は冬にも行われています。
先週の21日のレポートです!

東福寺の東司(とうす)
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東司とはトイレのことです。
室町時代の建立で、最古で最大規模とされています。
写真から入った通路の両側に畝があって、その後ろに円筒状の筒が15個ずつぐ
らい並んでいて、確かにかなり大規模なものです(かつては現代の様に個室で仕
切られていた)隣接する禅堂から渡り廊下があって直接行けたそうです。大寺院で
修行僧も多く作法もあって修行の一環とされてました。
このような遺構も珍しく、貴重なものです。
ちょっとくさい話ですが、このトイレは僧たちはやはり粗食だったので、あまり匂わ
なかったそうです。一杯になったら、近隣の農家の肥になります。

東福寺の浴室
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浴室と言っても、お湯を張るのではありません。
入り口を入ると階段があって、サウナのような部屋が2つあります・・・と言うより
構造的にはサウナそのものであります。
床下で蒸気を発生させて(部屋の下がスノコになっている)発汗して、垢を出して
ふき取るそうです。当時もたくさんの修行僧がいて、お湯を沸かしていると薪で
たちまち周囲の山がはげ山になってしまうのでこの方式が取られたそうです。
4と9のつく日が入浴日だったそうです。
写真では新しく見えますが、昭和初期に解体修理が行われたそうです。
そこで、室町時代の建立と言うことがわかりました。


また、東福寺は紅葉の名所としても知られています。
定点対比で写真を貼ります!
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この後は東寺に行きます・・・続く
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by enokama | 2007-01-29 02:57 | 私の好きな京都 | Comments(0)