エノカマの旅の途中

enokama.exblog.jp

旅と歴史と競馬のお話をします

ブログトップ

小泉政治

僕は数が多くて、圧倒的な勢力って基本的に好きではない。
昔の言葉に例えると巨人より阪急が好きだったし、北の海より小兵の輪島好きだし
競馬だったらSS産駒より、トニービン産駒。

政党なら金権や世襲ってイメージで、もちろん自民党は嫌いだった。
けれど小泉さんだけは好きだった。
普通、政治家の言うことってわかりにくいものだったけど、この人は自分の言葉でわかりやすく
はっきりとやりたい事を主張していた(財政再建なくして景気回復なし。政権取ってからは・・・?)
新聞に連載もあったんで、小泉さんのやりたいこと考えてたことは知ってたんだけど実現したのは
60%ぐらいじゃないだろうか
(郵政民営化をとっかかかりにして,特殊法人や各省庁にぶらさがっている組織を整理する構想は
骨抜きにされた印象だったし、もっと民間に徹底的にまかせることをまかせて、スリムに歳出を減らすこ
とはできなかった。僕自身は各種の民営化は大賛成・・・なんで郵便局の集配が○○株式会社だったり
高速道路の各部門によって○○株式会社がいろいろあったりするのはおかしい)

手法に対しては強引とか切捨てとか言われるけど、改革ってそれぐらいしないと進まない。
「歴史好き」を公言してるし、いろいろ考えてうまくやったなと思う
(まあ、上杉庸山の米沢藩の改革や徳川吉宗の享保の改革は、途中挫折もありながら20年ぐらい
かかってる訳だが。現代はそう長い目では見てくれない訳で)
そして、本来は参院不要論者で小選挙区反対(中選挙区派)なのに、今の制度をうまく使い切ったとも
言える。景気もそれなりによくなったし(政権の安定も関係あるだろう)

国民の側の意識も、税が高いだの言っててもいろいろ要求することも多すぎる。
生活保護なんかでも、ほんと怠けてるだけなのにもらってたり(例の子供を殺した親なんか顕著な例)
努力もしてない連中が格差うんぬん言うのもおかしい。
それと小泉さんの政策だったら一時的に(規制緩和等)格差も出てくるだろう。
でも、ずっと以前との同じ様に公共事業や赤字を将来に残しての積極財政みたいのはあまり現実的
ではないし、今後はその矛盾点の修正に行くだろう(次の政権の再チャレンジ案はいいと思う)
口で平等だ公平だって言うのは簡単だけど、やはり努力した人や才能に長けた人は報われるべきで
ああいう風(金持ち)に成功したいと言う夢を持てるような世の中になるのが、大事ではないだろうか。

1番の功績は内閣を自分で組織したこと。冷めたピザの人や、金沢に新幹線を引いた人なんかは
何をしたかったんだろう。地域振興券と言うわけわからないものや、銀行にじゃぶじゃぶ税金を入れた
ことぐらいしか記憶に残ってないような。
森の最後の内閣なんて史上最悪だった(引退間近の年寄りばかり。あんなのじゃ何もできない)
自分のやりたいことに賛同してくれるメンバーを入れ、基本的に頻繁に入れ替えない。
至極当然であたり前のことだけど、それもいままでできなかったし、担当大臣の意向も報道を使うよう
になってわかりやすくなって
(谷垣さんもNHKの討論番組でかなり一般の人に言われてたけど、しっかり返答していた)
いい傾向だと思う。
まだまだ「何何派」と伝えるマスコミの方が遅れて見える気もする。

マイナス面は外交。対米以外、対アジアやロシアは死んでしまった状態。
(今思えば鈴木宗男さんの件や一連の社民党の不祥事ってなんだったんだろう)
経済的に国際競争に対抗するには、バブル期に上がりすぎたコストを下げて行き残るため
(これが正規雇用の減少→少子化の遠因でもあるが)
製造業は特に中国とは密接になってるし、ぼくも実際に行ったけど報道されるほど中国の人に対しては
激烈なイメージはない。
(靖国のことは特別に言うほど思ってない。報道はかなり煽ってるけど)
けどまともに首脳会談が、久しく行われていないのは隣国に対して異常事態である
(中国本土に本格進出している企業の担当者なんかに橋渡ししてもらうとかできないだろうか)

新しい安倍 内閣。論功公賞とか言われてるけど、意見を同じくする人だったらいいんじゃないか。
政策で重視している担当大臣はベテランで、官邸サイドは自分の仕事のし易い人間で固めて
よく考えている(肝心の財政がらみが弱い気がするが) 
それと僕もずっと思ってたけど、昔から改革を始める人って大半が藩主自ら率先して倹約している。
で、閣僚の歳費カットは評価できる(さすが長州の人って感じもする)
ぼく自身は谷垣さんの公約がよかったんですが(消費税は(3)の項目もあって上げてもいい)
どっちかと言うと安倍さんはイメージ先行で、具体的に何ができるのかが心配ですがお手並み拝見です。

(以下は谷垣さんの公約)
私は、立候補を表明して以来、3つの懸念と決意を訴えてきました。
(1)  第一に、首脳同士が会えない隣国との異常な関係を正し、アジアホット
ラインを構築すること。
(2)  第二に、シャッター通りに苦しむ地域の本音を受け止め、地域の活力
を本当に取り戻すこと。
(3)  第三に、子や孫へツケの先送りを許さず、財政の立て直しに逃げずに
ぶつかること。

私は、これらの課題に全力を挙げて取り組みます。

(この下のまとめは的を射ていると言えます)
 日本は今、人口減少社会の到来、世界的な競争激化という二つの構造変化に
さらされています。小泉改革はこれに対応し、いわば「創造的破壊」を成し遂げた
と言えます。

 しかし、「破壊」のあとには「創造」が必要です。改革が目指す先は、効率性だけ
を追求する弱肉強食の社会であってはなりません。日本人は昔から、
「みんなでやろう」という気持ちを大切にしてきました。日本人が元来持っている
「絆」の精神で、家族、社会、そして国と国民を結び直し、魅力にあふれた
「活力と信頼の国家、日本」を創り上げたいと考えています。

 
[PR]
Commented by kawazukiyoshi at 2006-10-01 16:43
なかなか難しいところです。
小泉さんは変人でしたが、ほめられる変人だったかどうか分かりません。
Commented by enokama at 2006-10-10 22:09
>kawazuさん
はじめまして!
変人=変えた人ってことだけは確かですよ。
今までのやり方とまるっきり変えたし、この人の後はもう後戻り
(従来の手法)できない。
by enokama | 2006-09-28 02:10 | 総合 | Comments(2)