人気ブログランキング | 話題のタグを見る

エノカマの旅の途中

enokama.exblog.jp

旅と歴史と競馬のお話をします

ブログトップ

「西郷どん」第一回

久しぶりにこのカテゴリを復活させて、今年の大河の感想を書いていければと思っています。
続くかどうかは内容次第ではありますがね。
まだ未見なんですが今回は原作があるので、そのベースがあるのならドラマだし堅苦しいことは言わないでおこうとは思いますが
西郷や薩摩藩での実際に起こった出来事をうまく取り入れられたらうれしいし、この年末年始に放送のあったかつての「年末時代劇」はその史実に沿った映像と言うのが強烈な印象で残っているってことも、名作と言われる所以であるので期待したいです。

ドラマとしては今までも書いてきたけど、フィクションの部分も含めて「あさが来た」の五代友厚や「新選組」スピンオフの榎本武揚が一番良かった。
大河ドラマは実際の興味とは全く逆で最近の幕末モノでは「八重の桜」が60点で一番よくって、「龍馬伝」は30点で「花燃ゆ」10点てところですね。
低評価なのは史実にあった出来事を映像化してみたいところが全く取り上げられずに、反面でフィクションの部分がつまらない部分でしょうか。




どうもNHKの言う「せごどん」(後の三文字が平板な発音)に違和感が感じまくりなのは気になるのですが
一回目はとてもよかったし、じっくり見てました。
熊吉もうまく出したら、いいドラマのアクセントになりそうだし、ベテランの大村崑さんも出ていたのがびっくりしたり
鹿賀丈史や風間杜夫、渡辺謙はさすがで安定感のあるキャストですね。
江戸言葉の斉彬と薩摩言葉の久光の対比も久光が兄を敬う雰囲気が出てたし、斉興と対話していた場面もあり得ない設定だけど、関係性を印象づけるにはあれぐらいの方がわかりやすかった。

昼帯ドラマも「越路吹雪物語」が始まってるけど、最初は子役からですね。このあたりは史実的な面よりも脚本の見せ所が重要だろうけど、このごろの大河も子役がうまかったりするのですが、元気な雰囲気が出てたし、鹿児島のいろんな場所でのロケも見ごたえあった。
郷中教育の雰囲気も伝わったし、気になるのは最近の大河で言われる「女性の取り込み」みたいな演出だけど、糸の出し方はもちろんあり得ないんだけど、あまり無理くりじゃないし嫌味がなく自然に見られました。このあたりは脚本家がうまいんでしょうね。
有名な腕に傷を負って剣術ができなくなるあたりも、お父さんはさすがでした。
言葉で「薩摩はわからん」って声もあるようですが、しっかりと方言も出してもらわないと雰囲気は出ないし、わからんからって共通語でされてもつまらんし、これぐらいだったら十分に分かると思うんですがね。

出演者は最後に名前が紹介された郷中の有名人の他に、村田新八や有馬新七ってキャストにあったけど子役の中にいたんでしょうね。
最後のコーナーのナレーションで久しぶりに島津有里子さんの名前がありました。やっぱり島津家とゆかりがあるのかな。

視聴率的にはあまりよくなかったって出てたけど、関東ではどうしても数字は落ちるのだろうし、BSで先行放送があるし録画して見ることとか考えると、かつての25%ぐらいに実質はなっているのだろうと思います。
次回も楽しみにしてます!

by enokama | 2018-01-12 06:34 | ドラマ感想 | Comments(0)