阿倍野墓地~五代友厚墓所とゆかりの人物
当時はあまり知らなかったこともあって、墓所にも彼とゆかりのある人物がいろいろと関わっていたことがわかり
改めて、新しい発見もありました。
七年前にはなかった、あべのハルカスをバックに。
墓所入り口の鳥居には全国各地の鉱山開発をし「鉱山王」とも呼ばれた五代が大阪で運営した
弘成館によって建立されている。
この墓所の灯篭にも関わりのある人物の名が並んでいる
堀孝之顕彰碑
堀孝之は五代の長崎人脈で薩摩藩士の密航(薩摩スチューデント)にも加わった人物(自身も高見弥一同様に薩摩藩士となる)。
五代が大阪の実業界に至るまで行動を共にした。
岩瀬公圃
この人物も長崎人脈であり、小菅ドック(そろばんドック)の建造にも関わった人物
各地の鉱山からも
和州天和銅山職人中
播州大立銀山職工中
谷元道之
この人物は薩摩出身で五代同様、実業界を中心に活躍した
氷見米吉郎
弘成館メンバーの一人である
墓所内には後年に建てられた五代の顕彰碑や妻を始めとする一族の墓が建てられている。