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エノカマの旅の途中

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旅と歴史と競馬のお話をします

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「花燃ゆ」 第一回

年始の恒例の仕事が終わって(ちょっと雪で振り舞わされたけど)
明日から、いよいよ初出勤で京都市内まで通います。。。
だいぶ生活のリズムが乱れてきているので、しっかり起きて慣れるようにして行きたいです!


今日から「長州大河」が始まったので、例によって感想をできるだけ回毎にまとめて行こうと思っています。
現代はツイッター全盛の時代で「感想はリアルタイムのつぶやき」ってことの方が楽なんだろうけど
古臭く10年経っても「アーカイブ」で残るように、しっかりとブログに書いて行きます!
あえて「キャスト等の事前知識」はあまり入れないでおこうと思ってるので
「足らない点」はご容赦いただきたいです。

まずナレーターが「池田秀一」
声優やんね、シャアの声じゃないの?・・・って思ってたらやっぱりそうだった(渋い声ではあるよね)



ドラマの前半は吉田松陰(寅次郎って言ったほうがいいな)が主役格のようで
まだ伊勢谷君が「修業中」ってころで、まだ悩み行く道を模索する若き日のころから始まります。
「九州遊学」は山鹿流兵学を学ぶと言う側面もあったので、平戸行き(→こちらこちら )ってのも
重要だっただろうけど、その前後で寄った長崎と(「ワイン飲んだ」とか日記に残してるってことは
あるのかな?)肥後で訪れた宮部鼎蔵(ビビるやったね。もうちょっと渋い役者がいいと思うけど)
と会うシーンでありました(肥後では横井小楠にも会っている)

真央ちゃんの子役はそれにしてもよく似ていたね。
小田村の大沢たかおとは、このあたりは女性の脚本だなって感じの話になっていました。
人と話をするのが苦手な妹に「本を読むことは人(の考えに)と触れることと一緒」と言う寅兄ィの言葉に
文は友達と心を開いて行く。
本から文字が離れていくような演出と、文ちゃんが難しい論語(?)をすらすらって言うシーンもよかった。

小田村と寅次郎は今までの学問に飽き足らず、外国(異国)のことを知ることと(海に囲まれた長州では
海防が重要課題ともなるので)禁断の「発禁」の書物に手を出していたことで、同志のような関係ともなって
明倫館でも問題となる。
ただスパルタで鍛えられた叔父さんに(蚊に咬まれたシーンもあった。妹にもバシバシ行ってました)
そのころの寅次郎は今の自分の気持ちをしっかりと言えるように成長していた。
当時の若者には実際、榎本釜さんあたりにもあったけど「今までの学問」ってのに疑問を感じ
外国の圧力が高まっている時代に「実際に役立つ。これからの国の行く末を考えて、この国を守る」
思いはあっただろう。立派な叔父だけど、今までの観念にとらわれず、新しい考えを学び身に着けることも
大事なんだ。

その後、なぜかいきなり?殿様が出てきて(「そうせい」って言わせてた)ありがたいお言葉を戴き
それに加えて、あっさりと「江戸遊学」も許可されてしまいます。
まあ、若い者の言うことは押し込めずに、しっかりと聞く耳は持つし、25歳にもならないころの久坂玄瑞が
指導者の一人になるほどの土壌は長州にあるにはあるけど?

次回は「脱藩」って出てたんで、浦賀行きや東北遊学あたりになるのかな?
今回は(フィクションの要素が多くなる)初回としては、まずまずだったと思います!
by enokama | 2015-01-04 21:48 | ドラマ感想 | Comments(0)