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エノカマの旅の途中

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官兵衛と「明智光秀を大河に」する動き

今はNHKでしかテレビ時代劇はやってませんが「軍師官兵衛」と先週終わった「銀二貫」
BSの「妻はくの一」(田中泯さんがいいんだよね)と3本とも、かっちり見せてもらってます。

官兵衛は今までもNHKの大河ドラマには、いろいろと文句もひっくるめた感想は書いていたけど
録画で見たとしても、一切早送りするシーンがなくって、これだけしっかりと見るのは久しぶりじゃないかな。
僕は伊丹出身でもあるので「有岡城=荒木村重」って、名前は小さいころから知っていたけど
ここ3回ほどしっかりとやってくれて本当にうれしかった!
江戸時代以降ほど、歴史を知ってるわけではないけれど、僕の知ってる範囲でのほぼ史実に沿った内容だし
(ヘタなフィクションよりも真実の方が断然面白いのだ)
「平和」だの「戦争はいかん」など、いらぬ現代の考え方を押し付けることなく
先週もたいがい信長の残忍さも出ていたけど「ありのまま」の話であることによって
しっかりと見られる内容になっているように思います。。。
おそらく次回からは小朝の演じる(年齢的にもちょうどいい配役だな)明智光秀がクローズアップ
されるだろうから、また楽しみであります。


一方でこのカテゴリ(北摂丹波)でも、たびたび取り上げている「光秀を大河に」ですが
産経のウエブ版で「兵庫丹波」も力を入れると紹介されております(そのうち消えるのでコピーしてます)
篠山市と丹波市(旧氷上郡・柏原藩)から目線の記事なので面白いです。



「明智光秀らを主人公に大河ドラマ化を」と、光秀ゆかりの京都府の自治体と兵庫県丹波、篠山市などで
つくる「NHK大河ドラマ誘致推進協議会」(事務局・京都府長岡京市)が、誘致ポスターを新たにつくり
ドラマ化への機運を盛り上げている。4日には関係自治体の首長らがNHKに出向き、ドラマ化の要望書を手渡した。

同協議会は「京都府全体の観光振興に、大河ドラマを誘致しよう」と、平成23年に発足。当初は
光秀ゆかりの福知山市や綾部市など京都府の自治体で構成していたが、丹波市や篠山市も光秀と
かかわる武将や城跡があることから昨年、構成団体に加盟した。

大河ドラマは光秀のほか、娘の細川ガラシャ、ガラシャの夫の細川忠興、忠興の父の細川幽斎の4人を
主な登場人物として、「絆を信じ、生き抜いた波乱の物語」をイメージ。誘致ポスターでは4人の肖像画と
福知山城(福知山市)や亀岡光秀まつり(京都府亀岡市)などの名所やイベントを写真で紹介している。

その中で、丹波市は丹波攻めの光秀軍を黒井城で破った丹波国の武将、赤井直正(1529~78年)
篠山市は戦国時代の山城で国史跡の「八上城跡」をアピール。八上城は光秀に反旗を翻した波多野秀治
の本城で、光秀の徹底した攻囲で落城。黒井城もその後、落城し、光秀は丹波一円を平定した。

丹波市観光振興課は「光秀が大河ドラマになれば、当然、赤井直正との攻防もドラマの大きな見せ場に
なるはず」。篠山市商工観光課も「八上城の攻防は、光秀の謀反のきっかけともなったといわれ、八上城も
注目されます」と、いずれもドラマ化に大きな期待を寄せている。


正直、八上城の麓には今も波多野姓の方が多く「桔梗」がNGだったりするわけですが(本当の話)
歴史に興味をもってもらうためにも、ぜひ実現してほしいと思います。
ただ再来年がまた戦国(真田)だし、まだまだ先になるんだろうな・・・(→関連記事
でも話としては、すごく面白いものになるのは間違いないと思います!
by enokama | 2014-06-10 23:23 | 北摂丹波 | Comments(0)