エノカマの旅の途中

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「富国強兵」って悪いこと?

さっきNHKの9時のニュースを見ていて、東京都内の図書館にある「アンネの日記」関連本が
ことごとく破られていたってことを報道されていた→こちら
でも一つ気になったんだけど、海外で街行く人(ドイツだったかな?)にインタビューして「日本でこんなこと
があったんですが」って質問していて(画面上には「国内外から非難」って出ていた。犯人も分かってないのに日本を非難みたいな?)もちろんその人たちも「許せない」って答えているし、僕のように図書館をよく
利用するものからしても破壊行為自体が許されないことだけど、なんかわざわざ海外の民衆に
「日本人にこんなやつが多い」って、言いふらしているような印象に感じて、気になりました。
やった奴自体がおかしいだけかもしれないのに「恥を広めてる」んやね。
こんな前の出来事(発言の一部を切り取って「問題発言」として、世界に発信し「国際的に非難」と報道)
を蒸し返している記事もありました

(朝日新聞)
「アンネの日記」や関連図書が東京都内の複数の図書館で相次ぎ破られた事件で、米国のユダヤ人
人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・ロサンゼルス)のエイブラハム・クーパー副代表が
20日、「衝撃と強い懸念」を表明した。「日本の当局は犯人の特定と対処を」と求めている。

「アンネの日記」破損被害相次ぐ 都内各地の公立図書館

クーパー氏は「多くの日本人がいかにアンネ・フランクを学び、敬意を表してきたかを知っている」としつつ
「この事件は、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の犠牲となったユダヤ人の子どもの記憶を中傷する
組織的活動の存在を強く示唆している」と非難した。
同センターは昨夏、麻生太郎副総理が憲法改正を巡り、ナチスを引き合いに「手口に学んだらどうか」と
した発言も抗議した。(ロサンゼルス=藤えりか)

何がしたいんやろうね・・・報道機関って。
それと、まだ犯人もわかってないのに「安倍政権」が悪いって言う方も多いようです(苦笑)



某朝日新聞の編集委員のツイッターにあったものです。

中国をはじめアジアの国々を侵略し尽くした日本が、その歴史的事実を否定するかのように振る舞うことへ
の反発は、むしろ当然ではないか」「明治以降の富国強兵策が、近隣諸国にどれほどの悲惨をもたらしたかの認識と内省こそが、すべての出発点になる」

これは彼の新聞の「読者投稿欄」の記事を抜粋したものだそうです。
こんなものを載せる新聞の言うことなど僕は信用できないし、こんなことを書く人に
「最近の若者の右傾化が危うい」とか言われたくないもんです。

まず「富国強兵」って、幕末に外交を求めて日本にやってきた外国人は、ロシアやアメリカに代表されるよう
に艦隊を引き連れてやってきたんですよね。
そこで武士たちが「攘夷だ」打ち払えって叫ぶも、そのことは先覚者にとっては「無謀」ってわかっていること。
その代表的人物・佐久間象山の下を訪ねた久坂玄瑞と中岡慎太郎、影響を受けた長州ファイブの
井上聞多あたりが教えられたのは「今の日本では海外とまともに戦っても負ける。まず海外の技術を学んで
国力を付けないと攘夷(対峙すること)などできっこない」って事だったと思います。
横須賀に製鉄所(造船所)を作る構想を立てた小栗忠順も海軍の拡充を目指してのことだったし
象山門下の勝海舟も今は「平和主義者」的な評価をされている坂本龍馬にしても「海軍の人」でしょう。
(桂浜の銅像も「海軍先覚者」ってことの意味が大きかった)
箱館戦争のころの榎本武揚に代表される日本の「海軍」ってのも短期間で大した成果を上げていたと思います。

そんな中、先進国にやりたいようにされている清国をある意味、反面教師にして
うまく英仏あたりとも連携しながら、内戦があっても外国に干渉されることもなく(不平等な条約は残ったけど)
独立を保って「明治維新」となって近代化を成し遂げたのです。

当時は強国が武力を以て植民地を増やす時代です。
「日清戦争」「日露戦争」も中国や朝鮮の権益を巡ってのことで
ロシアや欧米との対抗上で、日本はやはり乗り出さないとだめだったんですよね。
それは「侵略」ではなくって、インフラ整備や近代化も伴うし、伊藤博文にしても朝鮮を「自治」性の強いもの
にしたかったと言うことは、最近ではよく言われるようになったことです。
まあ昭和初期の情勢については、僕は勉強不足で何とも言えませんが
「明治以降の富国強兵策が誤り」だとしたらどういう方向性を取ったらよかったんでしょうか?
なにもかも「侵略」って定義で固められてしまうのでしょうか?
北方領土の榎本黒田、征韓論(?)の西郷、台湾出兵の大久保。
それぞれの本もあるから、せめてしっかり読んで理解した上で、自分の認識する「歴史的事実」が当っている
と思った上でないと、他人の言動・行動を批判する資格はないと思います。

少なくとも、この投稿者と新聞社の「歴史認識」は、はっきり間違っているのです。
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by enokama | 2014-02-20 23:27 | 総合 | Comments(0)