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エノカマの旅の途中

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とんでも政見放送と「江戸、明治は暗黒時代」だった?

今朝の通勤時間、車のラジオがNHKに合わせてあって
京都府参議院選挙の政見放送ってのが始まったので「どんなもんかいな」と聞いてみた。

まず「打出党」って政党で(HPもFBもなし)ようわからん人が出てきて(京大卒で教員だったとか言ってたが)
唐突に「私の作詩作曲です」ってことで、君が代をアレンジした歌を歌い始めた(これだけで時間の半分)
あとは飲み屋でグダグダ話しているような(何度も詰まる)意味不明のまとまりのない話で終了。

次は坂本竜馬や吉田松陰が降霊する人が党首の政党が出てきて
まあ、ありきたりの今の政権の批判をして、後半は宗教の念仏みたいな言葉の繰り返し・・・
あげく最後は絶叫に近い言葉で終了(苦笑)

3人目は喜美さんとこだけど「たばこを根絶せよ」って言うようなNPOの女性代表が出てきて
ほとんどがその「煙草をなくす主張」から(たぶん抗議とかしつこくするんだろうな)自然食品など健康が
テーマで話をしていた
今のままでは、だめだと思い国政に打って出たらしいけど
それだけ(の印象しか残らなかった)で議員の1議席を任すのもいかがと思うけど・・・

最後は与党のN田さんで、この人だけまともな政見を語っていた。

なんなんやろ・・・このレベルの低さは!



明日も残りの3名です。
口だけM党は衆議院の落選議員が参院に回ります。
H下のところはN天堂社長の一族(?)っぽい人。
あとは京都名物の政党です
(こちらの党は「経済再建に秘策あり」とか言ってたように思いますがHPを見ても具体策はありません
わかりやすいブログ→こちら。せめて経済評論家のブレーンぐらいつけて論理的に説明しろよとも
言いたいけど、言ってることはまず実現不可能なことが丸わかりだから、だれも助言しないのかも)

これで何人通るんでしょうか?
僕が入れられるのは一人しか選択肢ないんですけどね。
あとの何人かが、通ってしまうってのも逆に怖いような・・・


話変わりますがFBは僕の周りでは「拒否」って方も多いんで、そう友達も増えないんですが
自分自身でも怪しい人は承認しても、すぐに消したりして安心できる方とだけ楽しんでいます。
ただし一つだけ条件を付けている。Y村T也と言う人が(→この人)が今年入ってからFBをしだして
友達になる人が増えてしまって、レベルの低い話をするのもいやなので、何人か消させてもらいました。
ただ一人だけは、僕から申請を出した方なので消さなかったのですが
やはり根本の歴史観は違ってたようです。

別に安倍政権が続いたら「軍国主義」になるとか「徴兵制になる」(具体的に誰がいつ言った?)
とか憂いるのは個人の自由ですが(結構、こう思ってる人多いみたいですね)
江戸時代や明治維新後の政府を「悪い例」と決めつけて「あの時代に戻るのか」って言う言い方はないと思う。
「鎖国幕藩体制」が続いたのは、その時の世界情勢もあってのことだし、明治維新も世界が大航海時代に
なってグローバル化・そして強国の植民地支配と言った流れの中で、必然的なものだったのです。
それぞれの時代、そりゃ悪人もいただろうけど、国家危機に見事に対応してきた指導者もいたし
国を憂いるこそ、日本と言う国家は泥沼の時代ってほとんどなかったし、第二次大戦後の復興も
見事だったんです。
そのあたりの先人を知ることこそ「歴史の楽しみ」って言えるはずなんだけど・・・
おそらく「平和憲法」の今が一番いいとおっしゃりたいんだろうけど、今も「外患内憂」の時代かと思うけど
維新の時の小松西郷や木戸廣澤、明治になっての大久保伊藤や板垣大隈、それぐらいの指導者って
今はいますか。
大岡忠相や田沼意次・水野忠邦も成功とは言えなかったけど「どうにかしたい」って態度の表れじゃないですか。

安倍さんが先日のT○Sの党首会談で「歴史認識と今の外交問題は切り離して考えるべき」と
言ってたけど、その通りだ(歴史問題は歴史家に任せると)
僕からしたら、生まれるずっと前のことを50、60年もたってから「賠償しろ、謝罪しろ」って外交の度に
つつかれるのはなんでやろと思う(ちゃんとした今、必要な議題にかかれないだろう)
「平和憲法」の上で「過去がすべて悪い」と決めつけてふたをして、封印してしまってるんじゃないか?
過去のことを批判するだけじゃなくって、そのことが「蛮行」に見えたとしても「なぜ起こったか」って追求する
こそのほうが大事でしょう。


自分自身にも再度戒めます
「歴史上の事柄や人物に対して、一方的な批判だけで終わらせません」
ただし歴史解釈に関して、おかしいと思ったことははっきりと主張し、その著書等も批判します。
正直、強烈に抗議を受けて謝ってしまったこともあるけど、一方的に自分に非があったことは今
思えば全くないし自論は自信を以て、述べようと思います。
by enokama | 2013-07-11 23:47 | 総合 | Comments(0)