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エノカマの旅の途中

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映画「プリンセス・トヨトミ」

久しぶりに映画に行ってきました!
大阪のご当地作品になります。。。

まずオープニング、綾瀬はるかが無人になった大阪の街を走り回ります。
思わず目のやり場に困った(笑)



原作は見ていませんが「太閤信仰」みたいなものは
今の大阪にそんなに残っているようにも思えないんで
おそらく「真田の抜け穴」あたりから、発想しただろう話は面白かったです。

豊臣の末裔を密かに守り抜き、江戸幕府の260年の間に地下政府となっていた「大坂国」の
財政的基盤に期待して、明治新政府はその承認をし、密かに今日まで援助も行われてきた現実があった。
そのメンバーが筆頭・岩倉、西郷・大久保・木戸・大隈なんだけど
あの西郷さんはな・・・(苦笑)

ロケ地は主に「空堀商店街」(→こちら)で行われていて
このあたりは、大阪でも数少ない戦災を受けていない地域であり、昔の風情が残っていて
今、注目の地域なんですよ!
「新世界」も「道頓堀」も正直、今は他の地域から訪れる観光地になっていて
チェーンの居酒屋・串カツ屋が並んでいる風景は決して「大阪らしさ」ではないのですが
また、行く人も増えるんでしょうか・・・

ストーリーは最後に「それは認められない」って締める方がよかったように思う。
元々、身内だったと言うのもちょっとね。。。
それと堤真一と中井貴一のキャストを入れ替えた方が、もっとよくなるだろうと思った。
堤真一は関西弁が地でいけるし、「守り」のキャラの方が(ドラマに出始めたころの
主役を食うような)実は一番、合ってると思うんです。
今回の結末だったら「剛腕」って言うより、中井貴一の「緻密さ」の方が検査員に合ったんじゃ…

大阪や地元・関西の人だからこそ、突っ込める場面も多かったので
関西圏の方は面白くも見られると思います。
他の地域の方では、ちょっと物足らなさを感じるかもしれません・・・
by enokama | 2011-06-18 23:10 | 書籍・ライブ・映画 | Comments(0)