エノカマの旅の途中

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霊山土曜トークと桜の穴場

今日は2ヶ月に1度ある、霊山の土曜トークに行ってきました。
お題はいつもお世話になっている霊山歴史館学芸員の木村武仁さんで「龍馬と土佐」でした。
今日もかなり人は多かったですね!

内容的には僕ら常連の人だったら、ほとんど知ってる話が多かったでしょうけど
変わらず歴史館の中は、あふれんばかりの入場者だし
見るからに最近興味を持ったって感じの人が多いし、もっと違った人物だったら
その興味を持つ人に限定されるから話しやすいでしょうけど、よく知られた「龍馬伝」だから
みんなが満足できるようなレベルってのも難しいでしょうしね。
そんな中でしたが、うまく土佐から見た龍馬像は語られていたと思います。

ポイントとしては「土佐勤王党」は山内容堂の尊皇思想への応援もあったこと。
武市半平太についてはやはり「龍馬伝」では、も一つの扱いですけど
吉村虎太郎が、子のできない半平太夫妻におせっかい焼いて富さんを一旦、実家に帰らせて
それこそ若い美人の妾をあてがうんですが、手をまったく出さなかったエピソードは両人の性格・関係
がわかることですね。
半平太については、門弟の中岡慎太郎が有名な「時勢論」の人物評で
西郷さんについて語る所で「常に寡言にして最も思慮深く、偶々一言を出せば確然人の肺腑を貫く
且つ得高くして人を服し、艱難を経て事に老練す。その誠実武市に似て学識これある者」
と最大級の賛辞を送っています。
人物眼は幕末でピカイチの彼ですから、西郷さんタイプだったんでしょうね。。。
今日の講演でも慎太郎から見た、龍馬の印象ってのも言われてましたがわかりやすかったです!

違ったのはあまりにもテロに走りすぎたこと。
東洋暗殺自体が、保守派のそそのかしもあっただろうけど、それで実際に藩人事も変わったことが
狂わせてしまったんでしょうか。
あと、勤王党の加盟した上士は宮川助五郎ともう一人のみ(名簿上)となりますが
上士の同調者は少なからずいました。
国学の学者血統の谷守部(干城)は尊皇一筋だし、慶喜擁立運動に向けた一橋派の容堂の手足と
なったのが小南五郎右衛門で当時、尊皇総本山と言える水戸藩とも頻繁に接触してました。
そして半平太にも同調・協力しましたが、水戸での血なまぐさい紛争も肌を持って知っていまして
忠告もしていたと言います。まあ多分、大河には出ないでしょうけど・・・

講演の後で、龍馬じゃなく別件で武仁さんの所に行ってたんですけど
そこでいろんな人が本を持って質問してるんですよ・・・
僕からしたら、その本がいかにも著者を見ても、大河に合わせましたって感じの本で
思わず苦笑してしまったんですが、それでいきなり龍馬暗殺についてなんですよ。。。
そんな本ほど、西郷黒幕に大概なってるんですよね(苦笑)
ほんとの研究家からしたらありえない話なんですけど。
暗殺うんぬんより、龍馬が何をした人から知って行ってほしい。そっから見えてくるもんだと。
まあ興味をもってくれる事自体はいいことですけどね。。。
僕のおすすめはやはり平尾道雄さんです(右のライフログも参照してください)




霊山に行く前に以前訪れた(→こちら)長州人首塚に、いつも霊山でご一緒してる長州贔屓の
花衣さんを案内してきました。
上善寺は一旦、寺のお住まいを横切って挨拶するんですが「首塚」でわかるんですよ!
改めて碑文を見てたら、入江九一を始めとする名前はわかってる。後一人がわからないけど・・・
まあよく伝えられるに入江と久坂が刺し違えてたとしたら、久坂ってことになるけど
違うってことも聞いたことがあるし、やはりわからないらしい。

帰りは寺町通を御所に向けて下がっていきました。
それで上善寺のすぐ近くに、織田信長ゆかりの阿弥陀寺(→編集記事)があったんですよね。
全然場所知ってなくってたまたま見つけた。。。ほんとタイムリーで興奮してしまいました(笑)

そして結構、通の名の通りこのあたりは寺が多いんですよね。
それで桜もきれいなとこ多いし、人がいないのもいい(笑)
穴場なんで、名は伏せときます(ヒントはあるからわかるでしょう・・・)
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Commented by 花衣悠希 at 2010-04-12 23:45 x
先日はどうもありがとうございました!
あそこは自分では多分見つけられなかったと思います。
ああいう形で葬られているのは、やはり嬉しかったです。

桜きれいでしたね~。いいトコが見れてホント良かったです♪

土曜トーク、私は玄瑞くんの龍馬評がツボでした。龍馬ファンを敵に回しそう・・・(苦笑)。
Commented by enokama at 2010-04-13 19:14
> 花衣悠希さん
お疲れ様でした~
いい発見もあって楽しかったです!

久坂の龍馬評はそうだろなと思いますよ。
まだまだ、当時は龍馬よりも虎太郎や半平太の方がかなり
進んだ考えだったと思いますしね。。。
まあ今の大河の進み見てても、龍馬ってどんな考えを持ってたとかは
僕にはさっぱりわかりません・・・
by enokama | 2010-04-10 23:51 | 私の好きな京都 | Comments(2)